Blog

【2016-2017年】デジタルアート展示会の感想とWebインターフェイスの今後

Webチームでディレクター/デザイナーをしている池田です。

 

Webを取り巻く業界は技術進化のスピードがすごく早いです。もちろん、普遍的な技術もありますが、去年のトレンドはすぐに古いと言われるくらいで、Webサイトの賞味期限としても2〜3年と言われています。

実際は5年程度のタームでリニューアルを行うことも多いとは思いますが、それでは実は置いていかれるのが現実なのです…!“不易流行”の意識は常に持たないとならないですね。

 

そんな中、普段の仕事を行なっているとWeb上で得られる知識程度しか身につかないので、僕は突然思い立ったら人に会ったり、展示会に行ったりと、足を使って身体で肌感覚を調整するようにしています。そこで本日は最近訪れたいくつかのデジタルアート系の展示会をご紹介します。

 


1.Media Ambition Tokyo


全天球型のモーショングラフィックスや、音や動きで対話をするインスタレーション、金属球を浮遊・回転させて物理現象を切り離した様な感覚を与える展示などなど、中々刺激を受ける展示が多かったです。

 

 

URL:  http://mediaambitiontokyo.jp/

 

こちらのイベントは公式サイトで次のように紹介されています(以下引用)

——————————————————————

未来を創造するアイデアと技術が結合する
都市を舞台にしたテクノロジーアートの祭典

今年で5回目を迎えるMEDIA AMBITION TOKYO [MAT] は、最先端のテクノロジーカルチャーを実験的なアプローチで都市実装するリアルショーケースです。六本木を中心に、渋谷、原宿、銀座、飯田橋、御茶の水、水道橋、お台場、代官山等、都内各所を舞台に最先端のアートや映像、音楽、パフォーマンス、トークショー等が集結します。国内外の様々な分野のイノベーターや企業、イベントが参画することで、多様なプログラムが都市のあちこちに有機的に増殖し、拡大し、つながり、 MATはこれらを包括する活動体として成長を続けています。2020年、そしてその先の未来を見据えて移動や通信、情報を含んだ都市システムのありかたが大きく変化している今、 都市の未来を創造するテクノロジーの可能性を東京から世界へ提示。ジャンルやカテゴリーの枠を超えたボーダーのない自由な実証実験により、未来を変革するムーブメントを実体化するようなテクノロジーアートの祭典を目指します。

——————————————————————

 上記展覧会についてのお問い合わせ先

MAT実行委員会

info@mediaambitiontokyo.jp

 


2.アート+コム/ライゾマティクスリサーチ 光と動きの「ポエティクス/ストラクチャー」


 こちらは「光と動き」という要素を「ポエティクス(詩学)」「ストラクチャー(構造)」といったテーマで表現した作品の展示で、もうテーマで惹かれてしまったので見にいったのですが、暫く呆然と見続けてしまいましたね。合わせて鳴っていた音も引き込まれて良かったです。

 

URL:  http://www.ntticc.or.jp/ja/exhibitions/2017/art-com-rhizomatiks-research-poetics-structures-of-light-and-motion/

 

こちらのイベントは公式サイトで次のように紹介されています(以下引用)

——————————————————————

本展は,両者の作品の特徴を,プログラムによる光や映像と動きや運動をともなう実空間での物質的な現前の融合ととらえ,そこから「光と動き」という要素を抽出しました.それらの要素を,二組のチームがどのように表現しているかを,「ポエティクス(詩学)」,「ストラクチャー(構造)」をテーマに二つのスペクタキュラーな作品において展観します.

——————————————————————

上記展覧会についてのお問い合わせ先

NTTインターコミュニケーション・センター  [ICC]

http://www.ntticc.or.jp/ja/

 


3.オープン・スペース 2016 メディア・コンシャス


手持ちカメラで撮影された手ブレを伴う映像と額縁のある絵画を融合させた様な作品は、「こんなやり方があったか!」と衝撃を受けました。同時に同じ作品で、全身をペイントした人物の映像が映る部分以外のモニターを、画面、縁も含めて全て絵の具で塗っている作品(→詳しくはこちら)は、映っている方が微妙に揺れたり動いていて、こちらも衝撃でした。その他も面白い作品が多かったです。 

 

オープン・スペース2016_1600*900.jpg

URL:  http://www.ntticc.or.jp/ja/exhibitions/2016/open-space-2016/

デザイン:大島依提亜 画像提供:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]

 

こちらのイベントは公式サイトで次のように紹介されています(以下引用)

——————————————————————

「オープン・スペース 2016 メディア・コンシャス」展は,メディア・アート作品をはじめ,現代のメディア環境における多様な表現をとりあげ,幅広い観客層に向けて紹介する展覧会です.メディア・アートにおける代表的な作品,先端技術を取り入れた作品,批評的な観点を持つ作品,さらに研究機関で進行中のプロジェクトなどを,作品の理解を助ける解説とともに展示し,作品を楽しむだけでなく,その背景にある現代の多様化したメディアやコミュニケーションの在り方について考えるきっかけとなることをめざしています.11 回目となる今年度のオープン・スペースは,「メディア・コンシャス」をテーマとし,メディアに意識的に対することで新たな価値を見出していくという,メディア・アートの持つ性質に焦点をあてた展示となります.

—————————————————————– 

上記展覧会についてのお問い合わせ先

NTTインターコミュニケーション・センター  [ICC]

http://www.ntticc.or.jp/ja/

 


まとめと推察


以上が直近で行った展示会です。いやあ面白い。これらのインプットを面白かったで済まさずにどう活かすか、というところですが、僕はWebを作っているのでデジタル表現やインタラクションに繋げられないかと考えるわけですね。特にWebのインターフェースはこれから更に考えるべきことが増えると思っています。

 

というのも、5年くらい前までは一般でWebサイト、もといインターネットに触れる際は、「パソコンでマウスを使ってカーソルを動かして操作する」のが普通でした。それから、スマートフォンやタブレットの普及により、「タッチ操作で画面上の操作を行う」のが当たり前になってきました。これによって、今まで小さなカーソルで押せるボタンを作れば良かったのが、スマホ用としてタッチ前提のボタンを分けて作成したり、PCでもスマホでも快適に操作できるUIデザインを作成したりと、行うべきことが増えてきました。

 

更に今後、どうなるのか。

 

それは、音やジェスチャーによるインターフェースです。すでにsiriを使っての音声操作は馴染んでないだけで手元にありますよね。また、VRやホログラムの技術によって画面ではなく3次元に表示をさせることが、どんどん感覚として普通になってくる。その場合は、ジェスチャー操作が有効になってきます。Webに画面が必要という概念すら古くなるかもしれません。(個人的には、触れる・クリックする際のカチッというフィードバックなどの感覚というのは大事にしたいと思っています。)

 

そんな来たる未来に備えて、考えることが出来る様にするためにも

今回ご紹介したテクノロジーアートや、色々なものからヒントを得ながら、研究・実験は進めておきたいですね。

 

Tags
Recent Posts

弊社関連書籍

手にとるようにわかるブランディング入門

好評発売中

CX-EX起点の
ブランディング
わかりやすく解説!

特設サイトへ

CLOSE