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ブランド開発「創る未来は、想像以上」

福島県郡山市を拠点に、各種システムの開発・設計やネットワーク運営サポート業務を行う福島コンピューターシステム株式会社様(以後、FCS様)。「福島創生」と「第4次産業革命」そして「Postコロナ」の新しい時代に、持続可能な未来へ向き合う人や企業をICTの力で支援されています。今回、弊社で担当したブランディングのご支援について、2回にわたってご紹介します。

01背景

これまで、経営主導でのブランディングを検討されていたFCS様でしたが、社員主体で議論を行い、エンゲージメントや責任感の醸成につなげたいという思いもありました。そこで、今後を担う若手社員によるブランディングチームを結成していただき、会社として目指すべき方向を定めることを目的としたワークショップをご提案。そこで定めた軸をもとに、各種ブランディングツールへと展開していきました。

02ワークショップの実施

ワークショップでは、「お客様が理想とするシステム会社とは、どんなことができる会社だろう?」というテーマのもと、社員視点でのミッション、ビジョン、バリュー、タグラインの策定をゴールに進めていきました。当日は、「お客様がシステム会社に求めるものとは?」「お客様が求める感情面のゴールとは?」「最良の相談相⼿になるために、必要なことは?」などの問いを展開。日頃見落としがちな、現場社員の生の声を聞くことができた貴重な場となりました。

このように、社内横断的に抽出した意見をまとめたレポートは、役員会で共有・協議した上で、ミッション、ビジョン、バリュー、タグラインを策定しました。

03ブランディングツールへの展開

企業方針を社員に浸透させ、エンゲージメントの向上につなげるために不可欠なブランディングツール。まず今回は、ワークショップで導き出したFCS様の企業方針や、叶えたい未来像、SDGsの取り組みなどをもとにブランディングブックを制作し、インナーブランディングの強化を図りました。

社員の皆様が共感を得られるようにコピーライティングには脚本家の松田沙也さん、イラストにはアニメーション映画の美術監督の丹治匠さんを起用し、長く社員に愛されるようなブランディングブックが完成しました。

さらに、FCS様の役割と可能性を社員だけでなく、ご家族や就職希望者、取引先様へ伝えるため、ブランディングムービー制作においてFCS様の技術がどのように活かされているかを考えるワークショップを実施し、若手社員から様々なアイディア・意見を抽出しました。それらをもとに、未来が広がっていく様子をCGと実写を組み合わせて表現。終盤では、創造の世界から目覚め、未来への意気込みを力強く伝えるシーンに仕上げました。様々な立場の方に「持続可能な未来へ向き合う人や企業を、ICTで応援する企業」といった印象を与える動画になっています。

担当範囲

提案、企画・設計、全体ディレクション

制作範囲

ワークショップ設計、ブランディングブック、ブランディングムービー

プロジェクト実施期間

2019年2月~2023年6月

Project

実績

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