Works ブランディング事例紹介
ブランディング動画 “メイド・イン・ジャパン”の美しさを紡ぐブランドムービー

01プロジェクト実施の背景
「世界一履き心地の良い靴で 世界中の人を笑顔に」をコンセプトに、50年以上の経験を持つ熟練の職人が手作業で1点ずつ仕上げる日本製バレエシューズのブランド「kurun TOKYO」様。百貨店や商業施設でのポップアップ、ECサイトでの販売に注力され、近年では「クラフトマンシップを世界中に広めたい」という強い想いのもと、国内展開と並行して海外市場へのさらなる拡大を計画。シンガポールをはじめとする、海外へのポップアップ出店に向けて取り組みを進められていました。
そこで、弊社のブランディングの知見を活かし、ファクトリーブランドとしての価値をさらに高める映像施策をご提案。ブランドの魅力を世界へ訴求する動画を制作しました。
02絵コンテに縛られない表現の追求
本プロジェクトは、国内外の人々の感性に響く映像にするため、最適な表現手法を模索するところからスタート。そこで「ミュージックビデオのような映像」を目指し、あえて絵コンテを作成せず、以下の3つのポイントをもとに制作を進めていきました。
1つ目は「ブランドの言語化」。説明的な動画にならないよう、ブランドを構成する要素や映像に落とし込む要素を一つひとつ「言葉」として書き出しました。それぞれの背景にある想いを文章で整理してブランドの魅力を掘り下げると同時に、言語化をすることでプロジェクトメンバーが共通認識を持てるようにしました。
2つ目は「工房や店舗でのリサーチ」。現場の空気感を映像へ落とし込むため、実際に足を運び、リアルな情景を映像の構成要素として具体化していきました。工房では、職人の手仕事やクラフトマンシップを象徴的に映し出すために、最適なアングルや撮影方法のイメージを整理。店舗では、客層や空間演出、スタッフへのヒアリングを通して、ブランドが大切にしている世界観を深く理解し、映像の細部へと組み込みました。
3つ目は「徹底したユーザー視点」。バレエシューズを履いたユーザーの声を聞くことで、ブランドに対するリアルな想いを抽出し、映像の構成へと落とし込みました。

03ワンチームで挑んだクリエイティブの追求
ブランドイメージを深く掘り下げる対話の場では、ブランドご担当者様と認識を丁寧にすり合わせながら、一丸となってブランドへの解像度を高めていきました。ブランドに対する熱い想いを受け、弊社は映像技術の視点から最適な表現を模索。互いの専門領域を尊重し、真摯なフィードバックを重ねることで、純度の高いクリエイティブを共に創り上げていきました。
撮影が始まってからもチームの意識を一つにし、細部までクオリティを追求。こだわりの詰まったパッケージ(靴箱)の撮影においても、影の落ち方や世界観の演出について、カメラマンを含めた全スタッフで試行錯誤を繰り返しました。

04世界観を体感できるブランディング動画へ
動画のコンセプトは“「技」が「心」に触れる瞬間を描く”。職人の研ぎ澄まされた技術と想いが靴を履く人の「喜び」へと形を変えていく様子を情緒的な映像構成で描きました。 そのため、ナレーションによる説明を削ぎ落とし、映像素材そのものの美しさ、編集のテンポ、音楽の力を最大限に活用することで「感性に響く映像体験」を創出しています。
また、工房のリアルな空気感を切り取ったイメージカットに、アクセントとしてスチール写真を織り交ぜることで、動画だけでは表現できない独特の余韻を演出。このような表現の追求を経て、kurun TOKYOならではの知性と品格を表現し、ブランドの世界観を直感的に伝える映像を創り上げました。

kurun TOKYOの皆様から、「もっと良い舞台でこの映像を流したい」という声をいただき、当初の予定を超える新たな展開へ。WEBでの公開にとどまらず、NEWoMan高輪で開催されるポップアップにて、大型サイネージでの放映が決定しました。
透過率38%で空間との調和を実現する透過型有機ELサイネージでの放映に際し、巨大なキャンバスに合わせてレイアウトを大胆に再構築。分割画面やタイポグラフィを駆使して視覚的なリズムを生み出し、現地の環境音や雰囲気に馴染むよう、音やデザイン表現にメリハリをつけるなど、最適な空間演出を図りました。
こうした、ブランドの徹底的な言語化や音の波長に合わせたリズミカルな編集、細部までのクオリティ追求により、ブランド価値の向上に繋げる動画を制作することができました。


https://kurun.tokyo/blogs/news/kurun_craftsman
05ご担当者様からのコメント
映像の完成後、社内や現場スタッフからは「ブランド立ち上げからの7年間で、一番伝わりやすいツールができた」との声が上がっており、非常に好評です。また、御社のクリエイティブチームとのフィーリング、温度感、テイストが非常にフィットしたこと、言葉にしづらいニュアンスまで突き詰めて共有できたことが、今回の成果に繋がったと感じています。
今後も私たちのブランド価値を高めるパートナーとして、ぜひ御社の皆様にご協力いただきたいです。
担当範囲
動画制作
制作範囲
企画、演出、編集
実施期間
2025年5月〜2025年11月
Project
実績
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