もともと、作業場・工房、講習会・研究集会という英語ですが、ビジネスでは関与者が一堂に会して課題討議や解決策立案を行う検討会の意味で使われるケースが多いです。
当社では、商品やブランドのコンセプト立案から具体的なアイディア出し、Webデザインの検討や方向性の決定などで活用しています。
主担当部門の方だけでなく、目的に対して関与される部署の方々を幅広く集めることが大事です。例えば、企業のWebサイトであれば、主担当のマーケティングや広報、経営企画の方だけでなく、営業、研究、商品企画、製造、購買など、幅広く集まってもらうことで、合意されたことへの所有感が高まり手戻りしにくくなります。
目的に応じて数多くのワークショップがあります。一例として、顧客に焦点を当てることで、参加者が同じ目線で解決策を考えることができる、カスタマージャーニーマップのワークショップがあります。
縦割りな部門に囚われずに、横断的に顧客視点で施策を考える必要が多くある中、これまでの部門単位での積み上げ式な検討よりも、一堂に会するワークショップの方が、進めやすいプロジェクトが増えてきたためと考えられます。
検討結果に所有感が持てるため、その後の推進がしやすく手戻りが少なくなり、理解共有からアイディア・施策出しまで合理的に行えます(事前設計、ファシリテーションが機能する事が前提)。
明確な実施目的とそれに応じた事前設計、有効なファシリテーションがないと機能せず、マスターベーションになる恐れがあります。
オンラインによるリモートワークショップ。miroなど無料で出来るオンラインアプリもあります。
新規事業開発、新商品開発、マーケティング施策、Webサイトリニューアル、業務改善
元々、デザイナーやプランナーはワークショップの設計やファシリテーションに長けており、多くの実績があります。