営業部の西村です。
今回は先日受講したマネジメント研修からの気づきについて書きます。研修の中のグループワークで、ペアになった「相手を褒める」というものがありました。目的は、部下や同僚への承認行為で、良い関係性をつくるというものです。
社内研修なので、周りは社員ばかりで、顔なじみです。しかし褒めることは難しかった・・
実際にどんなことが難しかったかというと、研修の中のわずかな時間で一緒のグループになった人ばかりで、相手の特徴や変化、成果や成長など、褒めるための手がかりがないのです。結局、わずかな時間では外見や印象ばかりしか褒められませんでした。
研修の一つのグループワークでしたが、改めて気づかされたのは、相手を褒めようと思うなら、相手の変化や成果に気づき、また相手が気にしていることを知るなどの能動的な「観察」が必要であることです。「観察」するとより具体的に褒めることができます。例えば「○○さん、新規のアポが取れてすごいね」という褒め方よりも、「○○さん話し方が上手だから、相手もつい聞きたくなるよね、だから新規のアポが取れたんだね」という褒め方のほうが、受け手の○○さんへ効果的に伝えられるのではないでしょうか?
忙しくなってくると、同僚や部下など周りの人の変化よりも、ついつい自分にベクトルが向いて、視野がせまくなっていることが経験上私もよくあります。同僚や部下など周りの人が「見えているだけ」の状態です。意識して「観察」して、心からそう思え、自然に褒めることができるという状態を作っていきたいと思いました。