こんにちは。DCDの田中です。
今回はオススメの本を2冊紹介したいと思います。
まず、1冊目
「Ten Times Rosie by Photographer Rankin」
トマス・ワイルド(Thomas Wylde)のデザイナー、ポーラ・トーマス(Paula Thomas)によるコンセプトのもと、一人のファッションモデルを用いて、それぞれ10通りの異なるテーマで撮影した写真集です。モデルは、ロージー・ハンティントン=ホワイトリー(Rosie Hungtington-Whiteley)。スタイリストは、マリアム・マラクプール(Maryam Malakpour)。
SOBOOKSより引用: https://sobooks.jp/books/22097
この本を見たとき、 “スゴイ!!” という感情しかなかったことを覚えています。
パワフル?ダイナミック?ビューティフル?センシティブ?
なんて言い表してよいのか、わからない。
そして、一人のモデルというのも、とても驚きました。
はじめて見た時は、わからなかったです。
表情の豊かさ、表現の広がり、とても素敵です。
とにかく、僕にとっては衝撃的な一冊です。
●プロフィール:Rankin/ランキン
イギリスのポートレート/ファッションフォトグラファー。雑誌「Dazed & Confused」の共同創刊者。これまで、エリザベス女王、トニー・ブレア前首相、ゴルバチョフといった著名人から、Kate Moss、Kylie Minogue、Bjork、Madonnaたちファッションやポップ界の女王、はてや難民まで幅広い被写体をを撮りおろしてきた。迫力のある写真で、独自の地位を築き上げてきた写真家。
Fashionsnapより引用: http://www.fashionsnap.com/the-posts/2016-01-08/rankin/
2冊目は
「IN HOKKAIDO by Photographer Michael Kenna」
夜明けや日没頃の光の中で、伝統的でストレートな技法から神秘的で美しい風景写真を生み出すことで人気の高いマイケル・ケンナが北海道で撮った作品。『IN JAPAN』『IN FRANCE』同様の和風の斬新な装丁で2009年に出版・完売したタイトルです。
この本は “不思議” でした。
幻想的で静寂に満ちた風景写真。
確かに“美しい”のです。
でも、それだけではない感じがしました。
日本人にはない視線で独自の表現をされているのですが、
どこか墨絵のような風合いも漂わす、とっても日本を感じる写真です。
見とれてしまいました。
● プロフィール:Michael Kenna/マイケル・ケンナ
1953年イングランド西北部の工業地帯ランカシャー、ウィドネスに生まれる。はじめは神父になるため地元の神学校に進むが、外界への興味と生活の必要性から美術教育を受けることを決め、バンベリー・スクール・オブ・アートに入学、卒業後の73年から76年まではロンドン・カレッジ・オブ・プリンティングで商業写真を学ぶ。76年に高等国家免状を取得。翌年よりサンフランシスコに拠点を移し写真家としての活動を開始。光と大気の微妙な変化を焼きつける彼の作風は、時に現実を離れた異次元空間を思わせ、クラシカルでロマンティックな叙情に満ちた作品として、世界中の人々から高い評価を得ており、その作品は世界中の70以上の美術館に所蔵されている。2000年にはフランス政府より芸術文化勲章シェヴァリエ受章。現在は米シアトル在住。
北海道人より引用: http://www.hokkaido-jin.jp/column/art/201008/post-5.php
時には、言葉では説明しきれない感覚的に感動するものがあって良いかなと思い、ご紹介させていただきました。こういう気持ちはいつまでも大切にしていきたいですね。