貨幣博物館企画展「江戸の宝くじ「富」 一攫千金、庶民の夢」が開催されます!

header-picture

みなさまこんにちは。アートディレクターの是枝です。都内には数多くの博物館・美術館がありますが、日本橋三越前にある「日本銀行金融研究所貨幣博物館」は、ご存知ですか? 

貨幣博物館外観 (1)貨幣博物館外観2

ここ「貨幣博物館」は日本銀行分館内にあって、お金にまつわる歴史的展示をしている博物館なのです。土日も開館していて、入館料はなんと無料!

入り口には警備のための金属探知機もあり、入るところからちょっとドキドキできます。この度 DCD では「貨幣博物館」にて 2018 年 12 月 1 日(土)〜 2019 年 2 月 24 日(日)に開催される『江戸の宝くじ「富」 一攫千金、庶民の夢』の広報物のデザイン・制作を担当させていただきました。

現代にもある「宝くじ」ですが歴史をさかのぼると江戸時代から「富」・「富突き」という呼称で親しまれてきたとのこと。本展覧会はその江戸の宝くじ「富」について、当時の道具や錦絵を通して、仕組みや魅力を幅広くご紹介するものとなります。

本展覧会のポスターとフライヤーのデザインはこちら。

kahei_1015_POSTER ポスター

A4_kaheiフライヤー表紙(観音開き仕様)

 「富突き」に人々が夢みた一筋の希望、というイメージからフライヤーでは折りを工夫し「一筋の光」の印象が際立つデザインとしました。さらに印刷ではデザインの印刷後、表面に「マットニス」、光の部分となる中面には「スーパーグロスニス」を引くことで、よりデザインコンセプトが伝わるよう工夫しております。

A4_close

A4_open

「当たり」か「はずれ」か、江戸時代も現代でも、そこにかける人々の思いや盛り上がりは変わらないもの。さまざまな夢や物語、文化が生まれ賑わった様子が、広報物を通して伝わるように意識し、制作に取り組ませていただきました。展覧会では夜間開館やギャラリートークなどのイベントも予定されています。ぜひ、みなさまも足を運んでみてください!

—展覧会情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
【展覧会場】日本銀行金融研究所 貨幣博物館
【開館時間】9:30 〜 16:30(入館は 16:00 まで)
【休館日】月曜日(ただし祝休日は開館)
                  年末年始 (2018 年 12 月 29 日(土) 〜 2019 年 1 月 5 日(土))
【所在地】〒 103-0021 東京都中央区日本橋本石町 1-3-1(日本銀行分館内) 
        ※ 20 名以上の団体はあらかじめ電話でご連絡ください。 電話 : 03-3277-3037

【アクセス】
地下鉄半蔵門線 三越前駅(B1 出口)から徒歩 1 分
地下鉄銀座線 三越前駅(A5 出口)から徒歩 2 分
地下鉄東西線 日本橋駅(A1 出口)から徒歩 6 分
JR 東京駅 日本橋口から徒歩 8 分

【ギャラリートーク】
2018 年 12 月 13 日(木)14:30 
貨幣博物館学芸員による展示解説(事前申込み不要、先着 15 名まで)

【夜間開館】
2019 年 2 月 15 日(金) 
20:30 まで開館(最終入館 20:00)
ギャラリートーク 19:00 〜 (事前申込み不要、先着 15 名まで)

 
企画展特設ページはこちら
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

Topics: マーケティング, DCD, 印刷, クリエイティブ


Recent Posts

事例紹介:製薬業界におけるCX変革のためのトレーニング

read more

2024年4月から合理的配慮の提供が義務化!WEBサイトユーザビリティとの関係は?

read more

人的資本経営を推進する企業の「採用戦略」として重要なこと

read more