こんにちは後藤です。日頃、運動不足が気になるけれど、そのためにランニングをしたり、ジムに通ったりするのは面倒だし、なかなか続かないという人も多いかと思います。しかし、VRであれば、楽しみながら、自宅で気軽にエクササイズを行うことができます。特に最近では、Oculus Quest など、スタンドアロン(一体型)でもモーションコントローラーに対応するデバイスが出てきたことで、より手軽に体を動かすVRを試すことができるようになりました。そこで、今回はVRで運動不足を解消しようということで、エクササイズになるVRゲームをいくつかご紹介したいと思います。
The Climb
一つ目にご紹介するには「The Climb」というゲームで、ロッククライミングをVRで再現したゲームになります。
左右のモーションコントローラーを使いながら、崖に手をかけて登っていきます。実際に自分の体が持ち上がるということはないので、その代わりに、崖に手をかけたまま腕を下げると、壁(崖)の方が下がる、というちょっと変わった仕様になっています。しかしながら、実際に体験してみると、意外と違和感が少ないことに気が付くと思います。
その次に使う予定の手や、腕の届く距離を考慮しながら、次の一手を選ばなければならないので、体だけでなく頭を使います。運動量はそれほど多くありませんが、腕を上に掲げながら動かし続けるので、結構腕が疲れてきます。
このゲームの魅力は何といっても達成感だと思います。様々なロケーションの大自然が、非常にリアルなCGで再現されており、岸からは絶景を眺めることができます。苦労してたどり着いた頂上から、これらの光景を見渡した時の達成感はひとしおです。
BOX VR
次にご紹介するには「BOX VR」という名前で、音楽に合わせて球などが流れてくるので、ストレートやフック、アッパー、スクワットを使い分けて、タイミングよく反応するというゲーム内容になります。
近年、ボクササイズという有酸素運動が流行っていますが、このゲームは、そのボクササイズを、リズムに乗って楽しみながら続けられるものになっています。
トレーナーが組んだメニューが時間別に用意されていたり、1日の目標時間や消費カロリーが設定できたりと、意外とストイックな内容です。本格的にVRでフィットネスを続けたいと思っている方にオススメなゲームです。
OnShape
個人的に特に気に入っているのが、こちらのゲームです。いくつもの壁が音楽に合わせて迫ってくるのですが、その壁には様々なポーズの人の形の穴が開いています。その壁の穴と同じポーズを取って、壁を連続で通り抜けるというゲームです。
かつて日本のあるバラエティ番組に「脳カベ」というコーナーがありました。その内容は、穴が開いた発泡スチロールの壁を、様々なポーズで潜り抜けるといったものでしたが、その後様々な国のテレビ局が、そのコーナーの権利を買い取ったことで、現地で同じルールの番組「Hole on the Wall」が放送されました。日本以上に海外で人気が出たそうです。海外のデベロッパーが開発しているこのゲームは、おそらくそのコーナーを元にしていると思われます。
まとめ
モーションコントローラーを使ったVRは、楽しみながら体を動かすので、記憶に残りやすいということで、スポーツのみならず、接客対応や組み立て、調理など、研修やトレーニングの用途でも注目され始めています。弊社では企業向けにVRのコンテンツ制作を行っています。VR/AR特設サイトでは、弊社が提供するメニューやそのメリットも詳細にご紹介していますので、興味のある方は是非覗いてみてください。