「塗り表」編
こんにちは、編集チームの関根です。「塗り表」という言葉を聞いたことがありますか?スケジュール管理者なら一度は使ったことがあると思います。
・原稿管理ツール
・タスク管理ツール
・進捗管理ツール
・工程管理ツール など
様々な言葉で表現されています。下図のようなものです。
原稿も、工程も、タスクも同時にわかりやすく管理できます。これは私個人の意見ですが、予定通り進めるために使うというよりもどこが遅れているのかをすぐに判断できるところがポイントだと思っています。遅れているものを当初設計した全体の流れ(フロー)へ追いつかせるためにどうするのか、優先すべきところを判断するツールとして役に立ちます。
また関与者が増えれば増えるほど、ここをやるべきとすぐに共有、いや共感できるというのは、関与者の多いプロジェクトでは効果的だと思います。実際に、お客様と共有して使っていますが、お客様から
「赤色になっていて、あ、やばい、遅れているって思うから、すぐやらなきゃって思って、、、」
「プッシュされる根拠がわかる」
「遅れてすいません。こういう事情で予定通り進められない。どうしたらいい?」
などの声が実際にお客様、協力先など関与する各所からありました。塗り表だけで、すべきプッシュ、知りたい情報、共有したい状況、これらも叶えられることが多いです。また社内の制作ではもっと細分化して使えます。この場合は「工程管理」という部分に特化して使用します。下図です。
工程が完了したところをそれぞれの職種が塗っていくことで、今どこにボール(作業タスク)があるのかを共有できます。どのくらいの進み具合なのかも共有できるのもいいところです。
最後に個人的見解にはなりますが、塗り表自体が伝わりやすい、コミュニケーションツールの一種のように思っているので、今後もアナログなものなのかもしれませんが、私自身、大事にしていきたいツールです。