こんにちは。営業担当の田口です。
今回は、私が最近読んだおすすめ本の紹介第2弾です。タイトルは、「デザイン×ビジネス デザインとは何か?」です。
発売日:2016年12月21日
出版元:株式会社クロスメディア・パブリッシング
著者:南雲 治嘉
弊社の会社名(大伸社コミュニケーションデザイン)にも入っている「デザイン」。学生時代に専門的に学ばなければ、「デザインって何?」と聞かれても答えるのは意外と難しいのではないでしょうか?
また、最近ビジネスの現場でもホットワードになっている「デザイン思考」。こちらも、いざ日ごろのお仕事の中で活用する…となると難しいですよね。
本書ではそもそも「デザインとは何か?」ということがとても丁寧に解説されています。
世の中のイメージとして、よく「デザイン=アート」「デザイナー=アーティスト」と思われている方が多いと言われています。デザインがアートと大きく違うことの一つとして、「ターゲットがいる」ということです。
そのため、いいデザインをするためには、ターゲットは誰か?ターゲットのニーズは何か?ターゲットにどのようにすれば伝わるのか?ということをきちんと考えた上で進めていかなければいけないもの。そのプロセスが「製品ありき」「技術ありき」になりがちなビジネスの現場で役立つのだな…と改めて納得しました。
最終章ではデザイン思考をビジネスに展開するための具体的なプロセスの紹介もありますので、日ごろのお仕事でも活かしやすいかと思います。
一番印象に残ったのが、「デザイン=愛」であり「愛の定義=相手を幸せにするという気持ち」ということ。そういう仕事が少しでも多くできたらいいなぁ、と思いました。明日も、頑張ろう!
またおもしろい書籍があったらご紹介させていただきます。最後までお読みいただき、ありがとうございました!
<参考記事>
3/29 私のオススメ本!『超一流の雑談力』を読んで