クラウド3Dシミュレーター『ClouDali』に関して、
どんな方にオススメかといった活用情報をご紹介させていただきま
前回の記事はこちらをご参照ください。
◆活用例
●プレゼン用のビジュアル制作
●機器配置の検討
●人の作業スペースや動線の確認
●機器の搬入経路、幅の確認
●CADビューワー(機械の構造説明)
●コンフィギュレーター(色替え、自動見積もり)
●バーチャルショールーム
●バーチャルショッピング
まずは活用例をご紹介します。
機器や壁の配置、保存、メジャー機能があるので、配置の検討や、スペースの確認を行うシミュレーターとして活用できます。人物モデルも配置できるので、人が作業をするのに十分なスペースがあるかを、視覚的に確認することも可能になります。また、平面の図面だけでは通路に製品が通るかどうかが分からず、搬入時にはじめて十分なスペースがないこと分かるといったこともあったと思います。このような場合も、シミュレーターで事前に3Dシミュレーションしておくことで、手戻りを削減することができます。
さらに、CADやフォトグラメトリデータなどの高精細なCGデータを3Dで様々な角度から見せることができるというClouDaliの特徴を活かし、製品の組み合わせや構造を確認するコンフィギュレーター、ビューワーとして利用することも可能です。ClouDaliであれば、CADデータや実物の製品を活かすことができるので、既存の資産を有効に活用することができますね。
昨今の状況もあり、バーチャルショールームやバーチャルショッピングが今、注目されています。これまでのサービスでは、処理負荷の関係上、高精細な3Dモデルを複数表示するといったことが難しかったのですが、ClouDaliであればCADデータやフォトグラメトリデータを利用した実物に近い見た目やサイズのモデルを展示することが可能になります。
◆対象業種
●インテリアメーカー
●工場機械メーカー
●医療機器メーカー
●オフィス家具、什器メーカー
●アパレル、百貨店
●博物館、美術館
●観光
インテリアメーカーはもちろんのこと、機械メーカー様や医療機器メーカー様、空間提案を行っている企業様でもご活用いただけます。
フォトグラメトリデータを利用すれば、これまでのCGでは再現が難しかった細かいものや一点物をリアルに表現することが可能になるので、衣料品や、博物館の所蔵品、観光名物など、これまでCGの活用が進んでいなかった業界、業種でも活用できます。
◆対象職種
簡単に操作でき、ノートPCでも快適に動作するので、外出やプレゼン、商談の機会が多い、セールス関係の職種の方にオススメです。最近はWeb会議で話す場面も多いかと思いますが、画面を共有すれば顧客と一緒にシミュレーション画面を見ながら話すことができます。お客様のご要望を聞きながら、その場で配置や組み合わせを変更して見せれば話も弾むことでしょう。もちろん設計、開発の方にも手軽にシミュレーションできるツールとしてご活用いただけます。
◆既存サービスとの比較
アプリインストール型はPCにインストールして利用する従来型のソフトウェアのことになります。こちらの場合は、導入に手間がかかり、ハードウェア(PC)も比較的高い処理性能が要求されることが多いです。また、アップデートのたびにパッチをダウンロードしてインストールする手間も掛かります。
これらの問題を解決するために、最近はブラウザで動作するWebGL型のサービスも増えてきています。ただし、こちらもCGの処理はユーザーのPCで行っているので、それなりのPCスペックが要求されます。なるべく多くのPCで動作するように、CGを簡易化するケースが多いです。
一方、クラウドストリーミング型であれば、また、サーバー上のバーチャルマシンでCGの処理を行うので、低スペックのPCでもCADやフォトグラメトリの精度の製品を配置、閲覧することが可能になります。もちろんアプリインストールは必要ないので、外部アプリケーションのインストールが禁止されている会社様でもご利用いただけます。
また、既存サービスの多くはユーザーごとにライセンス料金が掛かる形態のものが多いですが、ClouDaliにはアカウント数の制限がありません。
◆まとめ
今回は、ClouDaliの具体的な活用方法や活用場面についてご紹介させていただきました。
低スペックPCでも高精細なCGデータを扱うことができるというClouDaliの特徴を活かせば、シミュレーターとしてだけでなく、様々な場面、業界で活用できるというのがお伝えできたかと思います。
これからもこちらのBlogでClouDaliの情報を発信していきますので、引き続きチェックしてみてくださいね!
◆資料ダウンロード
Cloudaliに関しての詳細な内容をまとめた資料は以下からダウンロードできます。